捨て活や片付け、断捨離などの言葉を探せばさまざまな情報が手に入る現代。
私自身も興味はあったので、今まで片付け本を読んだりテレビ番組などの情報を見聞きして
自分は多少なりとも知識を持っているつもりでした。
ただなかなか片付け自体がうまくいかなかったり、部屋の状況が長続きしなかったりで
結局うまくいったことはありませんでした。
しかし今回は新しい本を読み新しい気持ちが作れたことと、自分自身の境遇がうまく合致し、
現状前向きに捨て活を進められています。
皆さまにも少しでも良い変化があればいいなと思い、今回は本を紹介したいと思います。
28文字の捨て方 yur.3(著)
筆者の「yur.3(ゆりさん)」はSNSを中心に断捨離とインテリアを中心に発信をされており、
現在インスタグラムフォロワー17万人超えのインフルエンサー。
ご自身の断捨離活動のなかで、感じた言葉を書き溜めたものをこの本にぎゅっとまとめた
片づけのマニュアル本というよりかは、断捨離を後押ししてくれる本です。
筆者は片づけたい人=変わりたい人だという。
そんな変わりたい人のために、短く強い言葉で気持ちの後押しができたらいいなと
この本を執筆したそうです。
そんな本のなかからいまの私自身に響いてきた言葉と私の感想を少しご紹介させていただきます。
大切なのは「使えるかどうか」ではなく、「使うかどうか」
モノを捨てるときに考えることNo.1は「まだ使えるかも」ではないでしょうか?
「まだ使える」「いつか着るかも」などといつもは使っていないくせに、手放す間際になると考えてしまう。
私の場合は使えるかもと思ったものを無理やりでも一回使ってみて、手放すことを先送りにしていたなと感じます。
ただそれでは不要なモノとはおさらばできません。
重要なのは「いま使うかどうか」
いま使わないものは未来を考えずに手放すことにしました。
特に100円均一などで買えてしまうものは必要な時が来たらまた買えばいいと考えると手放すことへのハードルが一気に下がりました。
大事なものならそもそも「捨てるか」迷わない
この言葉を聞いてはっとしませんか?
確かに自分にとって大事なものはそもそも手放すかどうかなんて悩みませんよね。
捨てるかどうかを考えてしまうものは意外とそこまで大事なものではないのでは?
とモノへの価値観のメリハリを感じるようになりました。
自分のなかで『大事なモノ』『必要なモノ』は残し、『どうでもいいモノ』『不要なモノ』を優先的に捨ててみることで劇的に手放しやすくなりました。
『大事なモノ』『必要なモノ』以外はたいして必要ではないですし、案外なくても困らないものばっかりだと気づかされました。
他人から見えるのは服の量より質だった
私は洋服が好きというわけではないですが、接客業をしていたので定期的に洋服を買い、人からどのように見られるかなどを気にしてなるべく毎日違う服を着ようと気を遣っていました。
ただ実際は、気に入った服の着用頻度が高く、またそういう服ほど手入れをしたくなったりと自然と大事にしていることに気づきます。
そうなると気に入っていない服への気持ちは少しずつ薄れていきます。
今考えてみると愛着のない適当なローテーションの服よりも、こだわりと愛着を持ったキレイな服のほうが見た目にもよかっただろうなと思います。
どんなにたくさんの服を持っていても1週間で会える人は限られてきます。
それなら自分のお気に入りのキレイな服で会ったほうが絶対に印象もいいですし、
変に「自分の今日の恰好ちょっと変なんだよなぁ」と思いながら会う必要もありません。
これで物量が増えてしまいがちな服の整理に着手することができました。
まとめ
いかがでしたしょうか?
筆者の言葉が短く、強く言い切っているのは
解釈の余地を与えず、直感を信じて「手放す」行動に移してほしい
との願いがあるから。
この本を読んで感じることは人それぞれだと思います。
人によっても違いますし、性別や置かれてる状況によっても違います。
今回ご紹介したのはほんの一部です。
そして読んだ直感を大事にしてほしいので、読んだらひとつでも行動して
みてください。
「片づけたい」は「変わりたい」
私も同じ気持ちで捨て活を始めました。
この本を読んで皆様の行動のきっかけになればうれしいです。
終
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