キャンプ=テントと考えていませんか??
実際に接客では「まずテントを買おうと思うがなにがいいか?」という方が多いです。
これは間違いではありませんが、しっかりとしたイメージをしないと自分たちが求めている正解にたどり着くまでかなりの遠回りをしてしまいます。
今回は特に初心者の方に知ってほしい、テントの役割やスタイルなどをまとめました。
テントの役割は守ること
テント=寝るところ
と考えていませんか?
キャンプで最低限必要なことは
「安心、安全に自然環境下で生活ができること」です。
自然が相手だと急な強風や豪雨、気温の寒暖など対応しなければいけません。
これは普段頑丈な家で住んでいると考える必要のないことです。
つまり寝るところだけでなく、生活をするリビングのことも含めて考えなければいけません。
初心者の方はこれを考えてない方が意外と多いです。
- 「雨降ったらキャンプ行かないから」
- 「とりあえず寝られればいいだろう」
と考えテントだけ買ってから考える方は失敗しやすい人です。
テントと一言で言っても、、、
店舗での接客をしていると初めての方は、まずテントが欲しいとおっしゃいます。
ただ実際にキャンプをするには寝るだけでなく、過ごすためのリビングの役割が重要だというお話をしました。
では実際にテントといっても3種類あるので見ていきましょう。
基本的にはこの3種類の組み合わせでキャンプをしていきます。
テント
一般的に想像するような寝るためのスペースです。
キャンプには必須ではありますが、これだけではありません。
タープ
開放的で遮光がメインのリビング
遮光性や通風により、夏向けのリビングとも言えます。
自然を感じるにはぴったりのタイプです。
シェルター/スクリーンタープ
骨組みを用いた壁のあるリビング。
生地の開閉が可能かつ骨組みがあるので、強風時や雨の対応も容易です。
メッシュもあるので、虫対策や風を通すことも可能です。
組み合わせスタイル
では実際に組み合わせによるスタイルを紹介していきます。
ファミリーキャンプであればイチオシは
「2ルームシェルター」です!
テント+タープ
開放的なリビングとテントの組み合わせで、タープの特徴を活かした夏に強いスタイル
テント+シェルター
大型リビングとテントをそれぞれ設営して、ドッキングをするスタイル
2ルームシェルター
テント+シェルターをひとつにまとめたタイプ
外側のシェルター部分を設営したあとに、吊り下げ式のインナーテントを寝床にします。
ファミリーキャンプでは一番のおすすめです!
テントのみ
寝るところだけ確保をして、リビングは青空のもとで行うスタイルです。
リビングの役割がないため、雨や日差しへの対応が出来なくなります。
おすすめテント
今回はイメージとして
- 両親、子供2人(小学生以下)の家族4人
- 夏向けのテント+タープ
- オールシーズン用の2ルーム
のおすすめギアをご紹介します。
なお「守る」役割のテントは非常に優先度が高いギアなので
- 製品の質
- アフターサービス
- 製品へのアクセスのしやすさ
を考慮したうえでオーソドックスなブランドでご紹介していきます。
おすすめテント+タープセット
コールマン「タフドームエアー240+」
遮光性と空気循環を強化した夏に特化したセット商品
スノーピーク「ランドネストドームM」
様々なバリエーションの使い方が可能なテントと左右対称の使い勝手のいいタープのセット
おすすめの2ルームシェルター
スノーピーク「エントリー2ルームエルフィールド」
トンネル型の設営しやすさとリビングスペースの広さが魅力的!
コールマン「タフスクリーン2ルームエアー LDX+」
遮光性に特化したダークテクノロジーを採用した夏が快適な2ルーム
アルペンアウトドアーズ「AOD-3 2ルームテント」
アウトドア専門店を全国に拡張しているAODのオリジナル2ルーム
レンタルもひとつの選択肢
今回ご紹介したギアは10万円前後は必要となります。
それ以外の道具も買うことを考えるとテント類にそこまでかけるのを躊躇すると思います。
ただファミリー向けの大型テントで安価な物はおすすめしません。
なぜならば大型ゆえに風への対応のためにフレームや生地の強度が重要になるからです。
それならレンタルで一度試してみてから納得のうえで購入することもひとつの選択肢です。
hinataレンタル
WEBマガジンでキャンプ・アウトドアの情報を発信し続けているhinata。
そこが運営しているのでレンタル品の選択肢がビギナーにわかりやすくなっていて安心!
キャンプ道具レンタルなら【hinataレンタル】ソトリスト
DODやゼインアーツなどの普段店舗では見られないテントなどもレンタルできるのがおすすめ!
(関東エリア、沖縄エリアの配送対応のみ)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャンプは寝るところよりもリビングを含めてどのように安全に過ごせるか。
これをしっかりと考えたうえで行きたい時期や好み、人数などに合わせて選んでみてください。
ぜひ皆さまのキャンプライフの一助になれば幸いです。
終
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