片付けってふいに一気にやろう!って思いませんか?
私は完全にそっちのタイプでした…。
毎日少しずついろいろな箇所を短時間で続けるっていうのが理想っていうのはわかっているのですが、急に気が向いてやってしまうので後先考えずにやり始めてしまう。
ただいざ開始しても飽きたり、うまくいかなかったりと最初の気持ちとは裏腹にだんだんイヤになってしまう。
結果として部屋はぐちゃぐちゃのまま適当に収納して終わってしまう。
だからこそ今回は2023年5月ころから片付けをはじめ、約4か月捨て活を続けている筆者が、片付け中に現れる感情とそれに対しての乗り越え方をお伝えします。
めんどくさくなる
はい。出ました。
私にとって出現確率がいちばん高い感情です。
今まで何度負けてしまい行動できなかったことか、、、
だからこと私は
「低いハードル」のものからまず動き始める
食品は特に賞味、消費期限が決まっているので、機械的に捨てることができます。
これにより捨てることへのハードルが下がり、捨てることに慣れてきます。
ただし、同時にもったいないという感情も沸いてくるので、そういう食品は「すぐ食べるボックス」に入れて優先的に消費を進めました。
モノや出したり移動したりすると、本質的には片付けをできていなくても、モノがあった状態と比較して景色が変わるからです。
まずはモノを動かして空いた空間を見て「モノがなくなっていいなぁ」とやる気スイッチを入れるようにしました。
さらに動かしたからには捨てるか、整理するか、収納するかの行動をしなければなりません。
結果として片付けが進んでいき、最初のめんどくさい気持ちから脱出できました。
飽きてしまう
これは私の性格ではありますが、片付けをしていくなかで少し落ち着いてしまったときについつい漫画を読んだり、ラジオに熱中したりと作業が思うように続かないことが多々あります。
だからこそ私は飽きたら
Youtubeでミニマリスト系の動画を見る
動画での素敵な空間と自分の目の前に広がっている汚い空間との落差を見せつけられます…。
ただ少しでも近づくためにはやらなきゃいけない!とモチベーションが上がります。
今までは捨て活が中断してしまい、中途半端になり、なんとなくやりきれないまま終わってしまっていたのですが、動画を見ることでやりきることができました。
懐かしいモノが出てきた
捨て活をしていくなかで思い出に浸ってしまうときありませんか?
それをひとつずつ見て感傷に浸っているとあっという間に時間が過ぎて作業が進んでいかない。
だからこそ私は考え方を変えました。
思い出はモノにあるのでなく、自分のなかにある
「懐かしい」と思うときって思い出に関連するモノを見たときですよね?
それは
モノを見ることで思い出す→大事な思い出=モノ自体を大事と思っている
と勘違いをしていることに気付きました。
モノを見ることが思い出すきっかけにはなるが、そのモノ自体の必要性とは別の話なのではないかと。
などと小皿を見たときには思い出すことはたくさんあります。
ただその思い出があるのは自分の記憶の中であり、モノに記憶はありません。
だからこそ私は記憶のきっかけを移すために
思い出の品は写真納めてから不要なモノ自体は捨てる
そういった自分のなかの割り切りをすることで
『思い出』と『必要/不必要』を切り離して考えられるようになりました。
人間の記憶できる範囲はとても狭いです。
何年前のことをずっと覚えられる人は少ないです。
だからこそ思い出のモノを久しぶり見たときのフラッシュバックをなんとなくうれしいと感じる方も多いのではないでしょうか?
なんか掘り出し物を見つけたような感覚ですよね。
ただモノ自体に思い出があると思っていると切り離していくことが難しくなります。
モノがなくなっても思い出がなくなるわけではないと決めて進めていきましょう。
携帯に入れた写真を見ることで思い出を振り返ることは十分に可能です。
なにを手放すか迷う
この悩みが一番捨て活の時間を長引かせる要因ではないでしょうか?
今まで断捨離に関連する本やYoutube、番組を見て自分のなかの捨て活ルールは以下です。
など興味はあった分、他の人より少しは持っていたと思います。
ただ今までうまくいかなったのは気持ちが割り切れなかったからです。
なので今回は1つだけルールを決めて判断することにしました。
残すものはいまの自分にとって気分がいいもの
今回これを決めて自分に正直になることで捨て活が進んでいきました。
30年以上も生きていれば趣向も変わります。
ただいざモノと対峙すると昔の趣向に戻ってしまい、「いま」の自分にとって気分がいいモノなのかの判断が鈍ってしまっていたのです。
特に洋服はその傾向が顕著に出たものでした。
などなんとなく服に対しての思い出補正で「まだ着られる」と踏ん切りがつかない。
だけど着てみたら「なんか違うな」と思うものが多いことに気付きました。
今回はいまの自分に正直になって捨て活を行うことで以下のルールで手放しました。
- サイズが合わないと感じる
- いま着るには時代的にも違和感がある
- 気に入っていたけど汚くなっている
捨てたものを見て感じるのは
どこか違和感があるものは結局は使用頻度は低いことです。
自分で意識していなくても違和感があるものへは自然と手が伸びないものです。
その結果として、年に数回しか着ない服が増えていく。
着用頻度が低くなると存在自体を忘れてしまい、また買っていく。
というスパイラルに陥っていました。
捨て活で大事なことはそのモノへの違和感に正直になることです。
まとめ
捨て活はただでさえ残す、捨てるなどの取捨選択の疲れがあるのに、さらにさまざまな感情との
たたかいが必要な意外に難しい行動だと思います。
私は重度のめんどくさがりかつ飽き性です。
ただ捨て活を通してどこか淀んだ気持ちを変えたいと思い、行動を始めて自分の感情を律することが
少しずつできてきました。
正解は人それぞれかもしれませんが、今回の記事を通じて少しでも参考になればうれしいです。
終
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